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『放射能測定マップ+読み解き集』

radioactivity_book_face.jpeg


小学生の時、
アメリカはどうして敗戦国日本を占領しなかったの?
という素朴な疑問を持った。
この疑問の答えを誰かに迫った、という記憶はない。
キリスト教の理念に関係あるのかな?
くらいに自分なりの見解をかぶせてそのまんま。
疑問は心の奥底に澱のように深く横たわったままだった。
去年だったか、
玉音放送を聞いた時にその意味がわかるくらいの年齢だった両親に
その疑問を投げかけてみたけど、
どうしてだろうね? という鸚鵡返し。


311が起きて。
それまで
私はミュージシャン♪ 政治関係無いもんね〜。
政治は専門家に任せとけばいいんじゃね?
くらいな意識で、それまで投票にも行かなかったことすらあった自分が
どれほどのアホだったのかおもい知った。


この国を動かしている人たちは、
この国の人々のことを考えてはいないんだ!
ということが、調べたり学習したりするほどに明らかになり、
情報は自分で取りにいかないとダメだ、とあちこちに足を運んだ。


父は退職後、家庭菜園と呼ぶには広すぎる畑で、生き物と対峙する日々。
311が起きて彼はまず、市役所に線量計を借りに行き畑の土を計った。
その時の値を私は記録していないのだが、
埼玉のこの地で、今後も継続して家族が食べる野菜を作ることができると判断。
今も無農薬の野菜を作り続けていてそれを食べている。


自分の子どもが暮らしている場所の本当の放射性物質の値は?
店に売っている野菜や魚がとれた場所の値はどうなんだろう?
権力が及んでいるところから発表される値じゃなくて
ほんとうの値が知りたいよね。
そういう強いおもいをカタチにして大変な苦労をして実際に計っている方々が実は数多いて、
それを集約できたらいいよね、と立ち上がった方々がつくったのが
みんなのデータサイト


そしてついに、そのデータをまとめた本が書店に!
まずは自分たちで出版社を創った、ということからしても、
今のこの国で、これを形にすることが、どれだけ困難を極めるのか想像できる。
おしどりマコケンさんの発信で出版を知り、
いちはやく書店に買いに行って読んでいた私であったが、
一昨日、私が日本語の巧みな遣い手として敬愛しているアーサー・ビナード氏の講演会に行ったら、
なんとこの本のことが紹介されただけでなく、
編集チームの方々が来場されていた!
この本への感謝を直接伝えたくて、その場でもう1冊買って言葉を交わした。
データの有り難さはいうまでもないんですが、解説がとてもわかり易くてありがたかった!
というのを力説し、サインを戴きました !!!

radioactivity_sign.jpg

これホント、
ベクレルって何よ?
チェルノブイリですぐさま強制移住となった地域と、帰還できるとされたフクシマの地域の差はどうなの?
などなど、いまさら聞けなかったようなことが一目瞭然となっている。
教科書にしたいくらいだ。
私が億万長者だったら、知り合い全員に買って手渡したい1冊。
でも億万長者じゃないんで(笑)みなさま本屋さんでどうぞ。
そう、できれば本屋さんで!
取り寄せ注文することで、小さな町の本屋さんとかでこの本のことを知らなかった人が
知るきっかけになるんじゃないか? とかとか想像ふくらみます。
私も、電車で表紙が他の人から見えるように読みました。
ま、ネットでも買えますけど。ISBN番号ほか購入についての詳細はこちら


フクシマの事故から発せられた原子力緊急事態宣言は
今もなお解除されていない。(参考


この事故を機に気づくことができた世の中の仕組みの謎について
学べば学ぶほど背後の力の大きさに愕然とする。
あらがうことは非常に難しい。
でも、諦めたら終わりだ。
おしどりマコさんがいう、
「自分の半径5メートルのところから変えていく」
「ハミガキするように社会のことを考える」
(歯磨きせずに放っておいたらやがて取り返しのつかない虫歯に泣くことになる)
常に胸に抱いて毎日を刻もう。



 追記:アーサー・ビナード氏が、文化放送(ラジオ)の番組
 『斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!』(月〜金)内で持っているコーナー
 「午後の三枚おろし」で 4/15〜19 の間 特集となっていて事務局の中村さんが
  ゲストでお話されました!(参考



posted by Ackey at 22:37| Comment(2) | 日記